「彼のことは好きだけどセックスは痛みを我慢するだけの行為だから好きじゃない」
女性のみなさんはご自身がそんな風に思ったこと、また周囲から聞いたことはないでしょうか。
一方で男性のみなさんは自分のパートナーはそんな風に思うわけがない、無関係な話だと思っていないでしょうか。
日本のコンドームメーカー「ジェクス」が実施したアンケートによると、実は女性の6割以上が性交痛を感じたことがあるといいます。
20代に限定するとその割合は更に上がりなんと7割以上にものぼります。
つまり、決して特殊な体質の女性だけが抱える悩みではないのです。
多くの女性にとって共通の悩みといっても過言ではない性交時の痛みですが、その原因は様々です。
この記事では痛みの原因にはどのようなものがあるのかをご紹介しています。
性交痛の原因は大きく3つに分類されます。
よくある原因の一つが感染症です。
引用元:”Painful Sex in Women (Dyspareunia)”. WebMD.WebMD.LLC
感染症以外の病気や怪我が原因となることもあります。
子宮や卵巣に問題がある場合は深く挿入した際に痛みが生じることが多いのが特徴です。
一方で、外陰部に問題がある場合は深さに関わらず挿入時に痛みが生じます。
引用元:”Painful Sex in Women (Dyspareunia)”. WebMD.WebMD.LLC
病気や怪我以外にも、精神的なものや痛みが生じやすい体調下での性行為などが原因として挙げられます。
引用元:”Painful Sex in Women (Dyspareunia)”. WebMD.WebMD.LLC
性交時の痛みの原因は精神的なものから病気まで多岐に亘り、専門家以外が正確な診断を行うことは難しいものです。
特に痛みが継続的に発生しているような場合は、早めに婦人科等の専門機関の受診をおすすめします。
また、痛みを1人で抱え込まずにパートナーに打ち明けてぜひ2人で解決していきましょう。
パートナーと過ごす時間がどちらか一方の我慢の時間ではなく、2人にとってより良い時間になることを願っています。