皆さんはパートナーとの夜のコミュニケーションやセックスを楽しんでいますか?
女性のGスポットがあると囁かれているのは有名な話かと思いますが、男性にも存在することをご存知でしょうか?
男性のGスポットはPスポット(前立腺)として知られており、いわゆる前立腺を指しています。本記事ではそのPスポットについて解説をしていきます。
今回は主にこちらの記事を参考にさせていただきました。
Pスポットを説明する前に一度Gスポットについて説明させてください。Gスポットは女性の性器にある神経が集中したエリアで、恥骨の下にある膣壁前方上部の小さな領域を指しています。クリトリスに続いて有名なエリアとも言え、こちらを刺激することで女性はより性的な興奮を得ることができるのです。本記事では詳しくは取り上げませんが、実際のところGスポットという特別な部位は実は存在せず、挿入時、非挿入時問わずクリトリスの裏側を刺激することができるため特別な快感を得ることができるとも言われています。ちなみに豆知識ですが、ざらざらする部分がある、などとよく聞くこともあるかもしれません。しかし、そんなことは無く、膣は基本的には感触として同じようです。
では本題のPスポットについてお話をしましょう。こちらは簡単に言うと男性にとってのGスポット。つまり神経が集中したエリアを指しています。具体的には前立腺を指しており、この前立腺という器官は男性にしかありません。膀胱のすぐ下、骨盤の最も深いところにあり、アナル、つまりお尻の穴の中から刺激をすることができます。こちらを行為時に刺激をすることで、男性のオーガズムが最大で3倍近くなるとも言われています。
参考記事では、ワシントンD.C.によるAASECT(米国性教育者カウンセラー療法士協会)認定のセックスと関係性のセラピストであるDonna Oriowo、同じくAASECT認定の教育者でありジャーナリストのBobby Box、AASECT認定のセックスのセラピストSari Cooper3人の専門家が、どのようにPスポットに対して適切にアプローチしていくかを語ってくれています。
より多様で深い性生活を送り、充実した日々を送るために、本記事で是非Pスポットについて学び、実践してみてはいかがでしょうか?
引用元:"The Male G Spot Is Real—And Here’s How To Find It, According To Experts". Women's Health. Hearst Magazine Media
Women's Healthでは専門家が事前準備の重要性を語っています。パートナーとの同意はもちろんのことですが、物理的な準備も念入りに行う必要があるでしょう。男女間のマジョリティ的なプレイでは男性側がアナルについて攻められることはないと思いますので、ここでは正しい知識を身につけることが大切です。
上記3点については普段のセックスでも重要なのは間違いありません。今回アナルに入っていくということは、かなりデリケートな部分な部分を取り扱うことになります。お湯でしっかり洗浄し、爪や道具など入れるモノについては中を傷つけないか念入りに確認、アレルギーは気にしつつもローションなどの潤滑油は積極的に活用しましょう。特に腸は壁が薄く、潤うこともないため、すぐ傷がつき破れてしまう可能性があるので注意が必要です。ローションについて専門家達は水性がほとんどの人がアレルギー反応なく使えることがメリット、シリコンは乾燥しにくいことがメリットと述べています。玩具等は劣化も考慮していくと良いでしょう。
引用元:"The Male G Spot Is Real—And Here’s How To Find It, According To Experts". Women's Health. Hearst Magazine Media
Women's Healthでは専門家が男性にとってのGスポット、Pスポットについて見つけ方とコツについて語ってくれています。Pスポットは前述した通り、前立腺を指しています。まずは前立腺を触りやすいように四つん這いもしくは仰向けで膝を持ち上げる体勢をとりましょう。その後外側から円を描くようにマッサージして、気分を盛り上げながら行うことが大切です。難しいことはせず、気持ちを通じ合わせながらまずは指からゆっくり始めていきましょう。巷では「開発された」などの言葉もある通り、このあたりは慣れもあるかと思いますので、1日ではなく長期的な目線でパートナーとは探求を続けると良いでしょう。
引用元:"The Male G Spot Is Real—And Here’s How To Find It, According To Experts". Women's Health. Hearst Magazine Media
前立腺は膀胱のすぐ下にあるので、Pスポットを見つけたら「おいで」の動作をして刺激をし、その後向きや力などを変えて多様な動きをしていくことを専門家は推奨しています。より幅を広げていく際にはおもちゃを利用したり、外側から刺激していく、という形で探求をしていくと良いそうです。最後に記載されていますが、結局はパートナーとのコミュニケーションなので、お互いに気持ちが良く絶頂にいけるのであれば、探求探求!と強く意識せずそのままの流れでいくことが自然ですね。何が良かったか、次はどうしたいかなどもしっかりと話し合って次に繋いでいきたいものです。
さて、今回男性のGスポットであるPスポット(前立腺)について調べまとめさせていただきました。
読んでみて、是非新しく取り組んでみようと思った男性の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?普段女性と普通のセックスをしている男性にとって、自身のアナルの利用は抵抗感がある方も多いのではないでしょうか?ゲイという存在は認めているけど、自分はゲイではない=だからアナルを利用しないという思考になってしまってる方も多いでしょう。他にも単純に怖かったり、世間の目を気にする方も多いと思います。
しかし、歴史を振り返ってみると、性は様々な国や地域で探求され続け、日本に限って言ってもアナルは普通に利用されてきていました。性生活の充実は普段の生活のパフォーマンスにも影響するという研究結果も出てきています。特に今は全然パートナーと関係が持てていない、セックスレスなどで悩まれてる方は一度考えてみてはいかがでしょうか?
これを機に自身の快感の可能性を広げ、全く新しい自分に出会うのも良いかもしれません。