恋愛研究所

-出会い・パートナーの最新研究・相談-

別れの近いカップルに共通する15個の危険信号

2022.10.19

「別れの選択」を適切なタイミングで行うことが大切

中学生の頃に読んだ少女マンガは片思いを乗り越えて男女が結ばれるまでが山場で、結ばれた後は永遠の幸せが確約されていました。
しかし、現実はそうではありません。
むしろ結ばれた後の方が乗り越えるべきものが多く、価値観の違い・倦怠期・浮気・遠距離・セックスレスetc....どのカップルも大なり小なり悩みを抱えながら過ごし、その結果残念ながら別れを選択することもあります。
そしてこの「別れの選択」を適切なタイミングで行うことがあなたの人生をより良いものにするために大切なことなのです。

終わっている関係なのに付き合い続けることは、新たな幸せのきっかけを逃してしまうだけ。
とは頭でわかっていても浮気などの決定的な出来事をきっかけにした別れは別として、「なんだか最近うまくいってない」「この人でいいのかな」などもやもやしつつも客観的に別れるべき状況にあるかどうか見極められないこともありますよね。

今回ご紹介するのは各分野の専門家が提唱する15個の危険信号。
あなたが悩んでいるその関係は、客観的に見て「終わっている」と言えるものなのか、それとも関係を続けるべきなのか。ぜひ見極めるヒントにしてください。

【危険信号１】セックスレス

2人の間に性行為がないことそのものよりも、それについての関心がないことやパートナーと話し合いが出来ていないことが関係の危うさを示しています。
人間関係を専門とするワシントン DC の個人開業医である臨床心理学者モンゴメリ氏は以下のように話しています。

性的関係に継続的な問題がある...
...そして、あなたはそれについて話していない。全く。または、話していたとしても、冗談程度で、ベッドの上で過ごす時間の欠如に本当の関心はないでしょう。「性的なつながりには常に波がありますが、それについて話すことができず、慢性的になると、本当に関係を損なう可能性があります」とモンゴメリ氏は言います。
彼女が強調するように、すべての関係には困難な時期があります。しかし、重要な部分です。あなたはそれをオープンに議論することができますか？「相手があなたの視点を気にし、感情を共有し、あなたの懸念に対処したいと思うか」と彼女は付け加えます。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号２】パートナーの有害な行動をよく目にする

ここで「有害」と表現している行動は「DV」に発展する可能性がある、もしくは既に該当するものです。
デートと人間関係の専門家でありコーチのアダムス氏は以下のように危険性を示唆しています。

「『有害』という言葉はよく使われているので、どんな些細なことにも『有害』というレッテルを貼るのが普通になっています」とアダムスは言います。しかし、もしあなたのパートナーが、支配、ガスライティング、不誠実、嘘などの真の有害行動を示している場合、それはあなたの地獄を生み出すことになります。パートナーに対して（またはそのせいで）恐怖を感じることも、関係における有害性を示す赤信号だと、彼女は付け加えました。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

無意識の言動・行動に本心が現れやすいと言います。
以下の３〜６はまさに、心理的な距離が本人の意識しないところに現れているケースです。

【危険信号３】パートナーへの愛情表現を突然やめる

定期的に「愛している」と言っていたのに、突然やめるのは警告のサインだということは、恋愛の専門家でなくてもわかることでしょう。ミシガン大学社会研究所の教授で、『5 Simple Steps to Take Your Marriage From Good to Great』の著者であるTerri Orbuch博士は、「以前はコーヒーショップで買ったものを持ってきていたのに、今は持ってきていないとしたら、それは心配になりますね」と言います。
あなたのパートナーが、定期的にあなたに甘いメッセージや投げキッスの写真を送るなど小さな愛情表現をやっていたのに、今はやっていない場合も同様です。
それは、夫婦は「L」という言葉を発するのと同じくらい、行動で愛情を表現するからだと、Orbuch氏は説明する。ですから、もしあなたが最近、パートナーに愛情を示すことを最優先していないのであれば、その理由を考えてみる必要があるかもしれません。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号４】嬉しい出来事を相手に伝えない

確かに、上司から特別な賞賛を受けたときに、すぐにパートナーに伝えないのは、大したことではないかもしれません。しかし、最初に他の人に打ち明ける傾向があることに気づいたら、そしておそらく、あなたの配偶者を完全にスキップしたら、それはあなたの関係でサポートされていないと感じている警告かもしれないとOrbuchは言う.
それはあなたのパートナーが自分の生活の中で何が起こっているであなたを埋めるされていないことが判明した場合、同様に悪い兆候です。「パートナーの絆と互いに親しくなる方法の一つは、個人的な、しばしば秘密の、情報を互いに共有することです "とOrbuchは言う。
だから、もしあなたがそうしていないなら、それは...。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号５】お互いを内輪に紹介しない

ここでの「内輪」には家族だけでなく親しい友人も含みます。

両親との初対面がこれほど重要なのには理由があります。パートナーに自分の過去を知ってもらい、自分の人生とより深くつながることができるからです、とOrbuch氏は言います。誰もあなたが「関係を明確にする」前に、弟とダブルデートに行くとは思っていませんが、もしあなたが親しい友人とあなたの大切な人との衝突を防いでいるとしたら、それは問題でしょう。
もし状況が逆転し、あなたのパートナーがあなたを人生の誰にも紹介しようとしないなら、それは失恋が近づいているサインかもしれません。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号６】どちらかが「私たち」と言うのを「私」と言い換える

あなたの友人が新しい人と付き合い始めて、「私たち」派に変わったとき、あなたは目を丸くするかもしれませんが、これが起こるのには完全に正当な理由がある、とOrbuch氏は言います。それは、あなたたちの人生が絡み合っていて、同じチームの一員だと考えている証しです。
あなたやあなたのパートナーが "w "ワードを使うという関係の節目を越えた後、それが止まったことに気づいたら、それは言葉を変えた人が心変わりしている可能性があることを示しています。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

また、以下の７〜１０はどちらかに別れという選択肢が明確になってきている場合に見られる兆候です。

【危険信号７】過去の恋愛について口が堅い

Orbuch氏によると、個人的な情報を共有することで、固い絆が生まれることを忘れないでください。ですから、もしあなたがパートナーに元恋人のことや、同じような個人的なこと、たとえば、二人の将来について思い描いていることについて尋ねたときに、相手がその質問をはぐらかしたならば、それはあなたの関係をそれほど真剣なものとは見ていないためかもしれません。
もちろん、それはあなたのことを指しているわけではありません。しかし、もしそうであれば、早急に察知したほうがよいでしょう。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号８】大きな決断をする前に、お互いに相談しない

Orbuch氏は、自分たちの関係を深刻に捉えている人は、人生における大きな動きをする前にパートナーに相談するかもしれないと言います。それは承認欲求ではなく、一緒に何かを選びたいという気持ちと、あなたと未来を共有したいという気持ちの表れなのです。
しかし、もしあなたが転職活動をしていることなどをパートナーに秘密にしていたら、それはパートナーはあなたにとって優先順位が低いということかもしれません。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号９】パートナーがあなたを貶めるようになる

言うまでもないと思うかもしれませんが、言う価値があります-あなたは間違いなくあなたを批判することによって距離をとろうとする未熟なパートナーよりも価値があるからです。
「この行為の目的は、あなたに嫌な思いをさせ、あなたを引き下がらせることで、自分から別れる必要がないようにすることです」とGreer博士は説明します。この戦術は、あなたが関係についてとても嫌な気分になり、別れを告げるように仕向けるためのものです。だから、そうしてください。負け犬を失って、少し罪悪感を覚えるかもしれません。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号10】一人での予定が多い

健全な関係では、カップルは何でも一緒にやるわけではありません。しかし、あなたのパートナーがパーティーに向かっているにもかかわらず連絡をしてこないのは、通常であれば、何かが起こっている可能性がある、とニューヨークを拠点とする結婚と人間関係のセラピストであり、『 What About Me? Stop Selfishness From Ruining Your Relationship』の著者でもあるGreer博士は言います。せいぜい、あなたを参加させることを出来なかったのは見落としでしょう。しかし、それは彼らがあなたが彼らの友人や家族と一緒に時間を過ごすために快適に感じていない兆候である可能性があります。
そして、その逆で、あなたがパートナーと一緒にいるより、離れている時間の方が楽しいと感じたら、それは彼らを切り捨てる時が来たというかなり良い兆候なのです。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号11】相手の癖を魅力的だと思わなくなる

何かきっかけがあったわけではないのに無性にパートナーにイライラすることが増えた、などがこちらに当てはまります。

今まで無関心だった、あるいは愛おしいと思っていた些細な癖が気になり始めたら、それはあなたがその関係に対する忍耐力を失っていることを意味するとGreer博士は言います。それは、あなたがその関係に我慢できなくなったということです。
あなたのパートナー（大声での電話の声などすべて）を受け入れることは、健全な関係の鍵です。ですから、もしあなたが些細なことでキレてしまうとしたら、あなたが怒っている本当の理由は汚れた皿なのか...それとも、もうパートナーと一緒にいたくないからなのかを考えてみるのもいいかもしれませんね。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

一見すると順調な関係のように見える状況でも、背景に関係性の悪化が潜んでいることがあります。

【危険信号12】突然プレゼントをもらったり気を遣われるようになった

これまで挙げてきたケースとは逆に、パートナーから必要以上に優しくされることが増えた場合にも警戒が必要です。

「急に気を遣ってくれたり、褒めてくれたり、意味もなくプレゼントを買ってくるようになったパートナーは、何か罪悪感を感じているのかもしれません」とGreer博士は言います。
普段は食べないのに、家に帰ると夕食が用意されているのは、相手が何か後ろめたさを感じていて、それを補うためにあなたに気を遣っている可能性があります。もちろん、そのような行為だけであれば、気に病むことはありません。しかし、それが他の警告の兆候と一致する場合、それは何かが起こっていることを意味するかもしれないとGreerは言います。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号13】あなたのスタイルが変わる

パートナーの好みに合わせようとする。一見問題のない健気な行動ですが、その裏に自分の好きなものを我慢している場合などは注意が必要です。

パートナーの服装を真似するようになったり、相手は好きだけど自分は好きではない方法で髪を結っていることに気づきましたか？これは、あなたが人間関係の中で自分を見失っているという赤信号かもしれないと、「He Says, She Says: Closing the Communications Gap Between the Sexes」の著者であるLillian Glass博士は警告しています。もしそうなら、このアンバランスさは、あなたたちが再調整するか、やめるかのサインだと、Glass博士は言います。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

原因があなたにあるかどうかに関わらず、何かしらのストレスがありパートナーの行動が無意識に変化することがあります。
その変化の原因に心当たりもない、という場合は関係性が健全な状態でないと言えます。

【危険信号14】パートナーのお金の使い方に変化がある

あなたのパートナーがショッピングモールで散財し始め、それが彼らの性格とは全く異なる場合、彼らはあなたに伝えていないいくつかの感情やストレス要因に対処している可能性があります。たとえそれが、失業や投資の失敗など、あなたとの関係に関係のないことであっても、即席で買い物をする理由を話さないということは、あなたのパートナーがあなたに真実を話すことに抵抗があるということかもしれません。あまり良い兆候ではありません。
同様に、あなたのパートナーが突然ケチになったり、あなた（または彼ら）のお金の使い方に厳しくなったりしたら、それは関係における不安のもう一つの兆候であるとGreer博士は言います。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

【危険信号15】ボディランゲージが違う

確かに、ストレスの多い週のようなものは、あなたのパートナーがいつもよりそわそわしているかもしれません。しかし、あなたのパートナーの態度の違いは、快適でないことを示すかもしれないとGlassは言います。目を丸くする、目を合わせないなど、単純なことが何度も起こる場合は、人間関係の赤信号である可能性がある、と彼女は指摘します。
相手が普段より動揺したような仕草をしていませんか？問題が大きくなる前に回避するために、あなたのパートナーと何かあったのかどうか、気軽に尋ねてみてください。

引用元：“15 Relationship Red Flags To Watch Out For”. Women’s Health.Hearst Corporation.

最後に

自分達はまだ終わりではないことに安堵した人、別れる決意が固まった人、今抱えている想いは様々でしょう。
この記事はこれらの特徴に当てはまったカップルに別れを強制するものではありません。
冒頭で述べたように別れた方が良いのではないかと思いつつ、決断を先送りにして迷い続けている方にとって状況を見極めるヒントになれば幸いです。